ネットショップのロゴ作成でお店の認知度を高めよう

ネットショップはロゴがなくても問題ありませんが、ロゴがあればお店の認知度を高めるなどの効果が期待できます。そこでネットショップにおけるロゴ作成で、どのようなポイントに注意したらいいのか考えてみましょう。

作成するコツやポイントを押さえることで、ネットショップの経営にもプラスの効果をもたらすロゴが用意できるかもしれません。

認知度を高めるために必要

文字情報より、画像のほうが人の記憶に残りやすい場合も多くあります。こだわりを持ってネットショップの店名を作ったとしても、競合店が魅力的なロゴを持っていたら、消費者の記憶に残るのは競合店の魅力的なロゴだけになってしまうかもしれません。

そこで消費者の認知度を少しでも高めるために、ネットショップのロゴ作成をするのも1つの手です。印象的なロゴや経営するネットショップの強みを活かしたロゴ作成をすることで、認知度を高めて消費者の記憶に残るお店を作っていくことにつながります。

最初にロゴの種類を知ろう

ネットショップのロゴ作成をしようと考えても、何も調べずにロゴを作るのは大変な作業です。そこでロゴ作成をしたいなら、最初にどのようなパターンのロゴがあるか情報を集めるところから始めましょう。ロゴのパターンとして、アイコンのみのタイプと、社名をロゴで表現したもの、さらに社名とアイコンの両方を取り入れたロゴがあげられます。

例えばAppleのリンゴマークは、アイコンのみのロゴで社名をイメージできる代表的なものです。またGoogleは、文字のデザインや配色などを工夫して社名をロゴにしています。このようにロゴにはいくつかのパターンがあるので、どのような種類のネットショップのロゴを作っていきたいか最初に方向性を決める必要があります。

テーマを決めて考えること

ネットショップのロゴ作成を考えるなら、お店にどのようなイメージを持たれたいかテーマを決めるようにしましょう。またターゲット層を決めて、ターゲット層となる方から親しまれるようにロゴを作っていくことも大切です。

例えばターゲット層が比較的年配の方であれば、大人向けの落ち着いたデザインを考えるのも1つの手です。一方若者をメインのターゲットにしているなら、落ち着いた雰囲気よりポップなデザインのほうが利用者から親しまれるかもしれません。

ロゴはネットショップにとって顔ともなる存在です。ネットショップとロゴのイメージが合わないと、リピーターを獲得して多くの方にお店を利用してもらえるチャンスを逃す可能性もあります。お店の顔となるロゴ次第で売り上げが変わってくることもあるからこそ、ネットショップのテーマなどに合わせたロゴ作成を目指しましょう。

配色でロゴのイメージが変わる

ロゴ作成において、デザインさえ優れていれば問題ないと考える方もいるかもしれません。白黒媒体で使うような場合なら、デザインのみが注目されることもあります。しかしネットショップのロゴは、白黒ではなく色が使える場面で利用されるケースが多くなっています。

そのためより良いネットショップのロゴ作成を目指すなら、配色に注意することが大切です。例えば赤は情熱的なイメージ、青はさわやかなイメージというように、ロゴで使われる色ごとに消費者から持たれるイメージが異なります。

消費者からどのようなイメージを持たれたいかという点から、ロゴの配色を考えていきましょう。

プロに依頼すればクオリティの高いロゴが作れる

ネットショップのロゴ作成を検討しているなら、プロのデザイナーに依頼するのも選択肢の1つです。プロのデザイナーに依頼する最大のメリットが、クオリティの高い作品を作ってもらえるという点です。ロゴ作成の前に打ち合わせを行うことで、ロゴのテーマや作る目的などに合わせて完成度の高い作品を作ってもらえます。

修正依頼も可能なので、作ってもらった作品で気になる点があったら、何度か修正してもらって満足度の高い作品を作ってもらうことが可能です。ただしプロのデザイナーに依頼すると、ロゴ作成にかかる費用が高くなります。

予算と相談しながら、どのようなデザイナーに依頼するか検討しましょう。

自分で作るなら作成ツールを利用しよう

ロゴ作成にかかる費用を押さえたいなら、デザイナーに依頼するのではなく、自分で作ってみるのも1つの手です。素人だとロゴ作成は難しいと考える方も多くいますが、ロゴ作成ツールを利用すれば、素人でも比較的簡単にロゴが作れます。

実際にロゴ作成ツールを利用する場合、商用利用が可能か、画素数に問題ないかなどの点を事前に確認しましょう。また利用料金が無料の作成ツールも多くありますが、低画素数のみ無料、作成までは無料というように、無料で利用できる範囲が決められている場合も見られます。

利用条件や料金の問題を確認したうえで、自分に合った作成ツールを使うようにしましょう。

長く使えるデザインにすること

ネットショップのロゴ作成を考えている方の中には、流行を取り入れたデザインにしたいと考えてしまう方も多くいます。期間限定でネットショップを始めるのであれば、流行を取り入れたほうが有利になるかもしれません。

しかし10年や20年など長く続けたいと考えているネットショップなら、流行を取り入れたとしても、時代の変化とともに古臭いデザインと思われる可能性があります。ロゴ作成をするうえで流行を知ることも大切ですが、流行を意識しすぎず長く使えるデザインを目指すことが大切です。

使う場面を想定して作ること

ネットショップのロゴは、webページだけで使うものというイメージを持っている方も多くいます。しかし実際にネットショップのロゴは、webページだけではなく、商品のパッケージやSNSのアイコンなど多くの場面で使われるケースも見られます。

そのためより良いロゴ作成を目指すためには、使うシーンを想定することを忘れないようにしましょう。webページで表示されるロゴなら、大きくロゴを設置できるので小さめの文字でも問題なく読めます。しかしSNSのアイコンなど縮小して使う可能性がある場面だと、小さな文字があると読めなくなってしまう可能性もあります。

拡大や縮小して使うことも想定して、小さな文字を避けてシンプルなデザインにするなどの工夫も必要です。

良いロゴを作ってネットショップの成功へつなげよう

ネットショップのロゴは、お店の認知度を高めて利用者を増やす効果も期待できます。

実際にロゴ作成をするときには、ネットショップのテーマや消費者から持たれたいイメージを考えることが大切です。またロゴ作成はプロのデザイナーに依頼するだけではなく、作成ツールを使って自分で作ることも可能です。

さまざまな視点から考えながら、良いロゴを作成しネットショップの成功へとつなげられるようにしましょう。